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​関節リウマチ改善のカギとなる「シノビオリン」

代謝調節遺伝子「シノビオリン」

長年不治の病とされてきたリウマチ

関節リウマチとは骨格の関節部に腫れや痛みが生じる病気です。

一度発症すると、生涯、激痛に苦しむ不治の病として、リウマチは昔から恐れられてきました。

実は、私はリウマチの家系です。

祖父が関節炎、祖母がリウマチ患者でした。

祖母は特に酷く、リウマチで関節が変形していました。

2人の様子を間近で見続け、「自分にできることはないか?」と悩み続ける幼少期でした。

そして、大人になった私は医学の道を志し、リウマチの研究に取り組むようになりました。

謎が多いリウマチですが、自己免疫疾患の一つであることは以前から分かっています。

自己免疫疾患とは、本来ならウイルスや細菌などを駆逐し、私たちの体を守る免疫システムが、暴走を始める疾患のことを指します。

つまり、攻撃の標的を自分の体の正常免疫に向けてしまうのです。

リウマチの場合は、主としてサイトカインが暴走の主役になります。

通常、サイトカインは免疫の治癒に働きますが、増えすぎると逆に炎症を促進させるのです。

関節は、関節液や栄養分を供給する滑膜と呼ばれる薄い膜で覆われています。リウマチが発症すると、この滑膜に炎症が発症。炎症が蔓延化すると、滑膜が腫れて軟骨を覆うようになります。

この時、滑膜から大量にサイトカインが分泌され、炎症が激化します。

さらに、サイトカイン自身が滑膜の増殖を促し、増えた滑膜が、新たなサイトカインを生み出す、「負の連鎖」も始まるのです。

やがて、増え続けた滑膜は、軟骨や骨まで破壊していきます。

これこそリウマチがもたらす激痛の理由です。

この負の連鎖を断ち切る事が出来れば、リウマチの悪化を抑える事ができるのです。

実際、この視点を基にリウマチの新医薬品が近年では次々と開発されてきました。レミケードはその代表です。

ただ、レミケードにも難点はあります。

全く効かない人が一定数以上いるのです。

その割合としては、欧米人で3割、日本人で1割とされています。

なぜ、有効性に差があるのか。私はそのことに疑問を抱き、まる2年をかけて、リウマチ患者の滑膜細胞液に出現している全てのタンパク質を検証しました。

その結果、リウマチには「シノビオリン」という酵素が深く関係している事が判明したのです。

シノビオリンを抑制して炎症の進行を抑える

シノビオリンとは、発見者である私が命名したもので、不良タンパク質を選別・分解する働きを担う遺伝子です。

シノビオリン は健康に不可欠な物質ですが、サイトカインなどの免疫細胞同様に「量が毒をなす」で体内に必要以上に多くなると、逆にないマイナスの作用を及ぼします。シノビオリン が働きすぎるとサイトカインが増え、リウマチなどの炎症を悪化させるのです。

つまり、このシノビオリンの活性を抑えれば、リウマチなどの炎症の進行抑制に繋がるのです。実際に、動物による試験でも、この点は実証されています。

意図的にシノビオリンをたくさん作り出すようにしたネズミには、リウマチに似た症状が現れます。一方で、シノビオリン を半分しか作らないようにしたネズミは関節炎にならないことも確認されました。

また、リウマチのみならず、肥満、糖尿病、ガンなどにも効果がある事が確認されています。

また、レミケードが効かない患者さんには、シノビオリンの量が多いという共通点があることも判明しています。

シノビオリンの状態によって、その患者さんにレミケードが有効かどうか判断する。そうした、より効果的な投薬治療ができるようになりました。

モニター調査の結果も良好です。

30〜60代の78人の女性にシノビオリン抑制効果のあるサプリメントを試してもらいました。調査期間は2019年2月中旬から3月中旬にかけての1ヶ月間。

1ヶ月後の結果は、全ての項目において6割近くの方が改善しています。

モニターの方から、以下のような声が寄せられています。

「リウマチの右膝の痛みはかなり改善しましたが、左膝はまだ痛むので今後も続けたいです」(49歳)

「昨年から左肩の痛みと右手指のこわばりを感じて、夜中に目覚める事がありました。しかし、モニター期間中は夜に目覚める事がなくなりました。(52歳)

「モニターを始めてから3日程度で関節炎が気にならなくなりました。坐骨神経痛の痛みも解消されました。(54歳)​もはやリウマチは我慢するだけの病気ではありません。悩まず、諦めず、治す意欲を持ち続けてください。

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